スピナーズファーム田中(ひつじめぐり12月)

ひつじたちの目線の先には、、、
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スピナーズファーム田中の田中さん。
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(2015年10月に撮影)

スピナーズファーム田中とは、1991年のひつじ年に始めた、羊毛の為の羊を飼う牧場です。
サラリーマンをしていた田中さんが定年退職する際に第2の人生のパートナーとして羊6頭を飼うことから始めたそうです。
ちなみにスピナー「spinner」とは、糸を紡ぐ人という意味。

現在は6品種(ポールドーセット、ジャコブ、コリデール、チェビオット、シェトランド、マンクスロフタン)合計30頭の羊がいるそうです。(2016年10月現在)

他には、プルプルいう名前のハードウィックも1頭いたのですが、寿命の為2015年に皆に惜しまれつつ亡くなってしまったそうです
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(2014年7月に撮影のプルプル)

赤い屋根がかわいいスピナーズファームの店の1Fでは、、、
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田中さんの娘さんが作ったというプルプルがモデルのタぺストリーが飾ってあります(写真右上)。※東京本別会のブログに詳しく紹介されています。
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(2015年10月に撮影)

お店の2Fは羊毛体験などができる工房になっていて、
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窓から羊小屋と羊達を眺めることができます。(建物の向こうに見えるのは羊たちの放牧地)
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(2014年7月)

1Fは、羊毛雑貨や毛糸を主体に手芸材料なども販売するショップで、ここでひつじめぐりカレンダーも置いていただきました。
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手編みの帽子などもお店で販売しています。(この写真は2016年秋のボーヤファームで行われたイベントに出店し、娘さんの祥子さんが編みながら店番中のひとこまです。)
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草がある春~夏、羊たちは放牧地で草を食んでいることが多いです。
放牧地へ羊達を誘導する田中さん。
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(2014年7月撮影)

小屋の近くにひつじ達がいるときは、柵越しにえさをあげることもできます。
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ひとなつこくてかわいいひつじ達。
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(2015年10月撮影)

放牧オフシーズンは1日中小屋の近くで干し草を食べて過ごしていて、
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(2015年2月撮影)

柵越しに羊たちを見ていたら、羊たちもこちらが気になるようで、、
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ひとなつこいチェビオットが近くに来てくれました!
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その時に撮った1枚がひつじめぐりの12月になりました。
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注※撮影の羊毛製品は今までにあちこちで買った私物です※田中さんのお店のものではありません。まぎらわしくてスミマセン!

あとがき

12か月のひつじめぐりは、楽しんでいただけたでしょうか?
思いつきではじめたカレンダー写真解説でしたが、もともと人に何かを説明するのも文章書くのもあまり得意じゃないので、思っていた以上に大変で、一記事を書くのに何日もかかっており、途中でくじけそうにもなりました、、、。更新を楽しみにしている人がいるかもしれないという思いと、ひつじの周りのそれぞれのストーリーの面白さや素晴らしさを伝えたいとの思いと、カレンダーとあわせて、ひつじめぐりを楽しんでほしいという思いでがんばりました。
つたない文章でしたが、楽しんでいただけていたら嬉しいです!

おまけ
カレンダー最後「撮影場所一覧」の背景の写真は神戸の六甲山牧場で、関西地方で一番好きな観光牧場です。
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過去にブログを書いていますのでよろしければこちらもご覧ください。

六甲山牧場その1秋最後のページの写真はこの時に撮影しました。

六甲山牧場その2

長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました!









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湖水地方のアイドル(ひつじめぐり11月)

イギリスの北西部には湖水地方と呼ばれる湖の多い自然豊かな美しいエリアがあります。
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(10月のエスウェイト湖)
観光地として人気があり、私もその美しさに魅了され過去に4度訪れました。

そんな湖水地方にはアイドルがいます。

まず最初に語るべきアイドルとは「世界一有名なうさぎ」と呼ばれるピーターでしょう。
それは100年以上前から世界中で愛されているうさぎの絵本「ピーターラビット」の主人公。

作者のビアトリクスポターさんが暮らしていた家や絵本の挿絵のモデルになった場所が湖水地方には点在し、そんな場所を歩けば絵本の世界に迷いこんだような不思議な気分になります。


とくにポターさんが愛していたニアソーリーという村はピーターラビットファンにの聖地とも言われています。

しかし、私にとっての湖水地方の一番のアイドルといえば、それはハードウィックという品種のひつじです。
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(10月のボローデール)

ハードウィックは湖水地方原産のひつじで、産まれたときは顔も体も真っ黒なのですが、生後約1年で顔は白くなり毛の色が濃い茶色になります。

さらに成長すると体の毛がグレーになり、その後はすこしずつ白くなっていくという面白いひつじなのです。
体は小さく、穏やかな性格やとぼけたような愛嬌のある白い顔で私の心をぎゅっとつかみます。

ハードウィックの親子
16503coniston379.jpg(5月のコニストン湖湖畔)

顔が白くなってきた子羊(手前)
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(10月のコニストン、ユーツリーファームの放牧地)

見返りハードウィック
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(10月のコニストン)

生後1年前後の群れ
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(10月のコニストン)

ひつじ横断注意の標識がある道を歩くハードウィック
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(5月のモスデール)

オスにはつのが生えます。
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(10月のボローデール)

体がグレーになった大人たち
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(10月のボローデール)

ベルティッドギャロウェイとハードウィックの親子(大好きなベルティッドとハードウィックの夢の共演!ヾ(・∀・)ノ)
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(10月のコニストン、ユーツリーファームの放牧地)


それから、湖水地方のアイドルはそれだけではありません!


秋色に染まる湖を泳ぐ白鳥
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(10月のエスウェイト湖畔)

きれいな声で鳴くブラックバード
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(5月のコニストンの道沿い)


朝露に濡れる野生のうさぎ
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(10月のニアソーリーの草地)

幸せを運んでくれる鳥、ロビン
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(10月のニアソーリー)


湖水地方の美しい風景はポターさんが生きていた100年も前から変わっていないそうなのです。


それはポターさんをはじめとする自然保護団体の方々が湖水地方の風景と動物を愛し、開発計画からこの土地を守ってくれたから。

ポターさんは晩年、絵本を書くのをやめハードウィックの飼育にのめりこんでいたそうです。
しかも、ひつじの品評会では賞をとるほどの優秀なひつじ飼いだったそう。
一時は絶滅に危機にあったというハードウィックですが、今も湖水地方で見ることができるのもポターさんのおかげかもしれません。

絵本だけでなく美しい湖水地方の風景と生態系まで残してくれたポターさんは本当にすごい方だなあと思います。

じつは私の湖水地方の一番のアイドル的存在はポターさんなのかもしれません。

そんな10月の湖水地方、コニストンの村で撮影した1枚をひつじめぐりカレンダーの11月に選びました。
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酒井さんの太った羊(ひつじめぐり10月)

私は「美しい」風景や、「美」という言葉そのものが大好きです。
自分の名前にも「美」という漢字が入っていることを嬉しく思っています。

数年前に行った北海道士別市の世界のめんよう館で漢字の成り立ちを説明したこんな展示を見つけました。
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美=太った羊!?
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以下の写真は毎年撮影に行っている北海道白糠町のひつじまるごと研究所(略してひまけん)で撮影。ひまけんの酒井さんが育てる羊は健康的にまるまると太っていてまさに「美」がいっぱいです!
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まるっとした羊は美しいですね(うっとり)

私は動物がいる牧場の風景に美しさを感じ、その撮影をライフワークにしていますが、どうやら太った羊そのものが「美」なのかもしれません!(牛やヤギや馬のいる風景もとっても美しいのですが中でも羊のいる風景が一番美しいと漠然と感じていました、その理由が分かったような気がします。)

「美」がたくさんの秋のひまけんの放牧地
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美しい牧場でマリオジャンプする太った羊のような?!牧場主の酒井さん(褒め言葉)
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夕暮れの光の中で。2016年10月
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2015年10月
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畜舎の中(並んでご飯中)。
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霜の降りた早朝の放牧地で草を食むまあるい羊達。
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酒井さんの牧場で「美」達をおさめた1枚をひつじめぐりカレンダー10月に選びました
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奈良の○○(ひつじめぐり9月)

奈良と言えばやっぱり「奈良の鹿」が有名ですね。
私も中学校の修学旅行で初めて行き、その後も桜の頃や紅葉の頃に撮影に行きました。鹿達にとり囲まれて「鹿せんべいをよこせ」とカツアゲされたものです。

「ん?呼んだ?」
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ところで、「奈良の羊」スポットがあるのですがご存知でしょうか?
私も知りませんでしたが、それは奈良県の山添村という所にあり一昨年の5月に行ってきました、その場所の名は、、、めえめえ牧場
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「そのまんまやないかい!」と思わずつっこみを入れたくなる名です。
ここには顔の黒いサフォークと顔の白いコリデールがたくさんいます。

「呼んだ?」
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柵の向こうの羊達に鹿せんべいならぬ「羊せんべい」をあげられるのが奈良ならでは。
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せんべいを食べにきてくれるのは大人羊ばかりで、子ひつじ達はマイペース。
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別のエリアにはポニーもいました。

「せんべいちょーだい」
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併設の羊毛館では、いろいろな羊毛加工が楽しめるそうです。
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奈良にこんなひつじスポットがあったんですね、関西方面へ行く際にまた寄ってみたいと思っています。

このとき撮った1枚をひつじめぐりカレンダー9月の写真に選びました。
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焼尻島(ひつじめぐり8月)

8月が終わりカレンダーはめくられて9月になりましたが、ひつじめぐりカレンダー8月の写真のお話です。
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ここは北海道の西にある人口200人ほどの焼尻島。2010年の7月中旬に3泊4日の一人旅で訪れました。
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この島にいるのは、ひつじのショーンのモデルになった「サフォーク」というひつじ。島の人口よりもひつじの方が多いそうで、ちょっとこわもての大井さんとその息子さんが牧場を管理しています。サフォークという品種は特にお肉として優秀で、特にここの羊は海からのミネラルを多く含んだ草を食べて育つ「プレ・サレ・焼尻」というブランド肉として有名なのだそうです。

それはさておき、お肉より生きている羊な私はとにかく朝から晩まで羊を狙います。
装備は泊まった宿磯乃屋さんで貸してもらった自転車、大井さんに貸してもらった放牧地に入るとき用の白い長ぐつ(基本、放牧地侵入はNGです、お願いして許可をもらいました。)熱中症対策の麦わら帽子。
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宿から牧場へ行く道のりは、気持ちの良い海沿いの道。自転車こぐ足も軽くなります
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転がる牧草ロール
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オンコと呼ばれるイチイの木。この島のオンコは天然記念物に指定されています。その天然記念物の下で一休みする羊達。
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食べて良し、日よけに良しの牧草ロール。
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日陰を見つけられない放牧地ではお互いの体の影で頭を冷やしていました(よけい暑そう)。
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お昼を食べに泊まっている宿のご主人に教えてもらった島唯一のカフェ「カフェアトリエおくむら」へ。
横浜や札幌で建築などのデザイナーをしていたという女性が一人で営んでいる居心地の良いカフェでした。
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カフェおくむらへ行く道の途中、地元のおばあちゃんが「今日はほんとに暑いべな〜ほれっ、これあげる!」と満面の笑みで、たべかけのモナカアイスをくれました(驚)「え?あ、はい。あっ、ありがとうございます。」とお礼を言い、食べかけのモナカを手にそのまま少し歩いてから、どうしようこれ、と思って撮った写真。(その後をどうしたのか記憶が飛んでいますが、たぶん食べたのだと思います。笑)
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お天気に恵まれて、撮りたかった風景は無事撮れました。
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宿のご主人が教えてくれた夕日スポット。
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暗くなるまで眺めてから、真っ暗になる前に急いで帰ろうと思ったら、道の向こうからヘッドライトを光らせた大きな車が近ずいてきて、何かと思ったら宿のご主人が自転車ごと迎えに来てくれました(嬉し涙)。

島の人は本当に良い人ばかりで、季節も良く、お天気にも恵まれ、心洗われる忘れられない旅になりました。

フェリーで島を離れ、羽幌という町で札幌行きのバスを待つ間に立ち寄った喫茶ガロのオーナーが羊毛作家さんで、焼尻島のサフォークで編んだセーターなどを見せてくれました。大井さんにもセーターをプレゼントしたことがあるそうで、大井さんにとってもよろこんでもらえたと嬉しそうに語ってくださいました。
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〜2017年ひつじめぐりカレンダーについて残念なお知らせ〜
2015,2016年とひつじめぐりカレンダーを作り、2017年もご期待くださっている方もいらっしゃると思いますので早めにお伝えしなきゃと思いました。申し訳ありませんが2017年は作っておりません。もともと2015年のひつじ年記念の単発で作るつもりだったのもあり、、、。
私も自分のカレンダーをとても気にいっていますので自分でも2017年版があれば欲しい位なのですが、かなり制作に時間がかかるため、他にも力を入れたい進めていきたいと考えていることにも時間が必要で、あれもこれも全部できないのでカレンダーは泣く泣く作るのをあきらめる事にしました。
カレンダーを期待してくださっていた方本当に申し訳ありません。
気にいっていただき飾ってくださっている方もありがとうございます。ひき続き12月までひつじめぐりを楽しんでいただければ嬉しいです。

ひつじめぐりを持っていないけど、今からでも良いから欲しいと思ってくださる方、もしいらっしゃいましたら、まだ少し在庫がありますのでこちらの日記のお問いあわせフォームからご連絡ください。

※おまけ※
冒頭の写真は部屋の窓に吊るしてフラッシュをあてて撮りました。
室内より空の方が断然明るいのでフラッシュがないとこのように真っ暗になります。
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マキバ写真家の平林美紀です。
動物と自然の気持ちの良い風景を集めていきたいと思ってます。

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